2014年2月12日水曜日

2月のにじいろ会の様子

新年会も無事に済み、宴の後の静けさとでもいうような2月です。
ところが、今年の冬は、あまり寒くならないへんてこな気候。
雪国のお話など集めてみようかと考えていたこともありましたが、
あまりにも興がのらないので、趣向を変えて「かたち遊び」をテーマにしました。
題して「さよなら さんかく」。

おやつの後の1冊目は、『まるでてんですみません』(佐野洋子 作 / 長新太 絵 / 偕成社)。
読み手はぺっぺんさんです。
まんまるやまっすぐなせんなど、色々なかたちが登場するのですが、それぞれのかたちが
ずばり人格が投影されていて、子ども達には楽しく、大人にはうーむと考えさせられる、
なかなかに深い「一粒で2度おいしい」絵本でした。

2冊目は『さよならさんかく またきてしかく』(松谷みよ子 作 / 上野紀子 絵 / 偕成社)。
読み手はやしゅまろさんです。
「さよならさんかく、またきてしかく、しかくはおふとん、おふとんは…」と続いていく
おなじみの遊びのお話です。
ページをめくるたびに、次はなんだろ?とドキドキします。
おばけが出ると「こわ〜い!」、みんなねんねしたら「〇〇もねてるよ!」と、
ほのぼのした絵の細部にまで見入って楽しんでいました。

その後、皆で同じように連想ゲームを続けてみました。
「…ちきゅう…まわる…とけい…ふりこ…ゆれる…ドア…しかく…まど…ガラス…コップ…
のむ…みず…コーヒー…にがい…みどりのパプリカ(でかいピーマン)…みどり…いろ…
いろえんぴつ…かく…かみ…まる…ころがる…いし…かたい…あたま」

おや?というようなつながりもありましたが、なかなかいいところまでいきましたね。
語彙の力も大切ですが、イメージを広げていく力が問われるので、やはり大きい子たちが
発言の中心でしたが、小さい子たちもそばで「ふむふむそうか」と耳を傾けていました。


少し遊んだ後、お次は工作。
丸・三角・四角などの単純なかたちを組み合わせる貼り絵です。
貼るのが大好きな子、描くのが大好きな子…。

思い思いの作品、どれもすてきです。
限られたお道具を順々に仲良く使ったりする場面も見られました。


最後はないんちぇさんによるリトミック体操。
3拍子(ズンタッタ、ズンタッタ)のリズムに合わせて、三角形に腕を動かしてみました。

風邪が流行っています。
来月も元気で集まれますように!

おまめ 記


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